東京墨田区にある1905年創業の米穀専門店
隅田屋は古式精米製法という大型循環式精米機を使用することにより、米本来の美味しさを引き出すことに成功した本格的な米穀専門店です。
創業は1905年と100年以上の歴史があり、その間に培った独自の精米技術や米の配合技術によりオリジナル米としてギフト用白米を販売しています。
おいしいお米というと、どうしても南魚沼産コシヒカリのような特定の産地ブランドで判断してしまいがちですが、最近では産地偽装の問題もあり信頼性は大きくゆらいでいます。
しかし隅田屋のように米の産地ブランドだけに頼るのではなく、それぞれの米の品質に応じて精米方法を変えたり独自にブレンドしていくという職人技によって味を支えているお店は、その信頼性もかなり高いと言えます。
隅田屋で使用しているお米はその年ごとの作柄によって選ばれており、実際に店主が仕入れたお米の様子を見ながら最も美味しくなるように配合していきます。
隅田屋で使用されている大型循環式精米機とは通常の精米機器よりも約7倍の時間をかけて行うもので、従来型の循環式精米を行うことによりじっくりとお米のもつ旨味を引き出していきます。
「利き酒」やワインの「テイスティング」のようにお米を食べてその旨味や特長を計測するのは難しいとされているのですが、隅田屋で出荷されるお米はあまり詳しくない人にとっても非常においしく、多くの人の舌を満足させてくれます。
米なんてどこのを食べてもそんなに味は変わらないと考えている人にこそ、隅田屋のブレンド米は試してみてもらいたいです。
ギフト米としては有名産地米をしのぐ勢い
お米をギフトとして贈ること自体は決して珍しくありませんが、隅田屋のようにお店の名称をそのままブランドとしている例は全国的にはほとんど見かけることができません。
当然のことなのですが米はその年によって作柄の良し悪しが異なるため、特定の地域のものが毎年同じくおいしいかどうかということを一概に決めつけることはできません。
一方で超有名ブランド米である南魚沼産コシヒカリにおいては、「生産量の10倍の量がブランド米として市場に出回っている」と言われるほど偽装が広く行われています。
ですのでより確実においしいお米を求めたいと考えるならば、産地ブランドよりもむしろお米について知り尽くした職人の在籍する隅田屋のようなお店の方が適していると言えるのではないでしょうか。
隅田屋のギフト米として最も人気なのが「大吟醸 隅田米」というブレンド米です。
こちらのお米は毎年必ず販売されるわけではなく、特に納得のいくお米が集まった年にのみ販売される限定品です。
他にも「おむすび米」や「酢飯米」のように特定の用途に適したお米を販売しています。